2019年01月

ご参考までにアップ致します。
春日部高校に勝った川越東は深谷高校と同点、抽選で準決勝進出です。
松戸スクール出身のNo.8は今回も活躍されたようです。


本日2回戦4試合が行われました。
第1試合は花園に出場した深谷高校と、ここ数年は安定した戦いぶりで、今回の新人戦での優勝も見据える川越東との対戦。
点の取り合いとなった試合は決着がつかず引き分け。
抽選の結果、川越東が準決勝進出となりました。
第2試合、浦和は1回戦の大宮戦に続き伊奈学園を零封し準決勝進出。
第3試合、正智深谷は後半の追い込みもわずかに届かず、接戦の末、立教新座が準決勝進出。
立教新座は最近著しい成長で、今大会ではロースコアの戦いで接戦を制しており、次の昌平戦が楽しみです。
昌平も1回戦の早大本庄戦に続き川越工業を零封。
盤石な試合運びでした。

準決勝&順位決定戦は1月26日(土)熊谷Bグランドで開催されます。

≪順位戦≫
10:30~ 正智深谷-川越工業
11:45~ 深谷-伊奈学園
13:00~ 立教新座-昌平
14:15~ 川越東-浦和

https://rugby-saitama.jp/game/8258.html

本日立教新座高校グランドで行われた1回戦は、天候・グランドコンディションに恵まれ実力を発揮するには十分な環境となりました。
前半風上の春日部高校は相手キックオフの最初のプレーからしっかりと前に出て体をあてることができていました。相手の川越東高校は体格の大きいNo.8を中心にFWのディフェンスを固めており、BKSラインもワンラインのディフェンス意識がしっかり保たれており、厳しい戦いが予想されましたが、前半5分に相手のミスボールを拾った(?)キャプテンの気持ちの入った20m程のランで一気にトライを取り先制。幸先の良いスタートをきることができました。
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ところが、このトライで正気に戻った川越東高校はリスタートのキックオフからFW/BKSによる畳みかけるような攻撃により、春日部校はすぐに同点に追いつかれてしまいました。その後お互い攻めあぐねる感はありつつも、春日部高校の必死の防御もあり拮抗したゲーム展開で相手を2トライで抑えていましたが、前半20分手前で、崩れたスクラムの下敷きになった形でキャプテンが右ひざを負傷し退場、流れが急激に川越東高校に傾き追加2トライをとられ、1 vs 4トライでハーフタイム。

後半、接点で何度もターンオーバーされ、少ない攻撃機会でも流れを取り戻すことができず、9トライを取られての完敗という結果となりました。

回の敗戦の第一の要因はトライを取った後、どれだけプレーヤーが集中しトライを取り返されないように踏ん張りが効いたか、という点にあると考えます。どのスポーツでも同じことが言えますが、得点した後簡単に取り返されないことが、ゲームメークをする上でとても大切です。

第二の要因はタックルやあたり、オーバー、パス、サインプレーといった個々のスキルの精度の低さにあり、基本的な点とはいえ重要な修正点がこの時期にわかったことは、よかったと思います。今後に活かして欲しいと思います。

この新人戦をすべて見てきて、小林組の特徴としてはっきり見えたことがあります。それは前に出るパターンに入った時は全員が前に出て、チームのベクトルが明確にGo Forwardで一致することができる、ということ。
しかし一方で、ワンプレーによるラインブレークや接点攻防でターンオーバーとなった場合に再び”前へ”という気持ちの切り返しができるプレーヤーがいない(全くのゼロではないですが)、ということ。体力的な問題もありますが、今日の試合の中でも劣勢にまわったとき春日部高校からは残念ながら声の掛け合いがほとんど聞こえてきませんでした。すなわちコミュニケーションをとらなくなったことで、負のスパイラルに陥るという癖が出てしまう。これは早い段階で修正が必要と感じます。


ラグビーは、グランドでプレーする15人がしっかりとコミュニケーションをとり、トライに向かって一致団結することができなければ決して勝つことはできません。昨年12月24日に熊谷Gで行われた元ジャパンHCのエディーさんも、おそらく何十回も選抜された高校生たちに檄を飛ばしていました「コミュニケーションをとれ」と。

重大な怪我にもつながることなので、今一度ラグビーにおける基本の”き”を大切にしてほしいと思います。


川越東との対戦結果は、残念ですが1 vs 13トライ数となりました。
前半最初の5分で先制点をとり勢い出ましたが、20分頃にキャプテンがスクラムで負傷退場し、悪い流れが止められませんでした。

次戦は川越東高校との対戦が決まりました。
1/13(日)に立教新座グランドにて、14:15キックオフのなります。皆様応援の程お願い致します。

川越東は、西部地区一位の強豪校となります。相手チームの試合を見ていないので戦術のことは何とも言えませんが、個のプレーの積み重ねが接戦となるか否かの境い目となるかと思われます。現役の発奮を期待します。

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戦前予想通り実力伯仲の両校は前半一進一退の攻防を続けました。しかし両校ともにパスミスなどのイージーミスの連続で攻撃のペースが作れず、また接点での反則も多かった為にトライチャンスに繋がるプレーになかなか結びつけられませんでした。春日部高校においては流れがある時のラインアウトでのミスの連続でマイボールキープができなかったのは残念でした。前回の試合からラインアウトが上手くいっていなかったかとも勘案し、FWやバックスによる展開攻撃など別のプランを選択する戦術変更を選手たちができるよう今後の課題としておくべきかと思われます。
前半の残り10分で春日部高校は再三ショートサイドの攻撃を使いゴール前に攻めこみましたが、最後に敵陣ゴールライン上のFW攻撃でアクシデンタルオブストラクションプレーを取られ相手ボールスクラムとなり、ハーフタイムへ。前半はスコアレスでした。

後半も前半と同じ内容の繰り返しで、ハーフタイム内に規律に関する修正が行われなかったのが残念です。一進一退の攻防の中残り15分で敵陣10m付近マイボールの攻撃にもかかわらずコミュニケーションミスから?かバックスラインで捕まった後相手側にボールがこぼれ、右サイドに持っていかれ一気に自陣2
2m内へ。そして敵ペナルティのタッチキックによりラインアウト、モールを組まれ押し込まれてあっけなく敵に初トライを取られる展開になり
均衡が崩れてからは、キャプテンのスーパータックルが炸裂、フルバックライン参加による大きくゲイン突破するなど個人プレーで時折良い場面があるも勢いついた相手の攻撃に反撃する体力もなく、残り10分で2トライを中央付近に決められ試合終了となりました。

規律ある試合をしたチームが実力伯仲のゲームで勝つことは自明の理、後半外部の声とはいえ監督の指示でチームプレーに意思統一感が出た草加高校に軍配があがったことは仕方ないかもしれせん。また選手の意思統一という点で後半修正が図られた攻撃、そして試合全般を通してしつこく且つ早いアップでディフェンスを仕掛けた草加高校の試合展開にアッパレでした。

さて、ここからは多少耳に痛い話かもしれませんが、強くなってもらいたいからこそ、改善すべき点を書きたいと思います。
・基本的な体力、すなわちランニングの体力やコンタクトフィットネスが低いこと。これは選手が自主的にあげるには限界あるかもしれませんが、残り時間が短い中でどう取り組むかについては検討が必要なるも早急に取り組まねばなりません
・基本的なスキル、パス・タックル・コンタクト・ボールキャリアアクション、そして最も基本的なコミュニケーションについてなど個人個人ができていること、できていないことを自覚しレベルアップを図らねば県大会レベルでは厳しいかと思います
・セットピース、即ちFWならスクラム・ラインアウト、BKなら一次攻撃。サインプレーの精度を上げるだけでなく、一つ一つのプレーが二次攻撃以降にどうつなげられるのかを理解して組み立てられるよう選手内の意思統一が大切です

やらなければならないことは山ほどあります。地道なことですが、日々の練習内容・目的を理解し上手くなることを意識していくことが最善の道となります。今後の活躍を期待します。

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